練習の途中で持ち手がずれると、「もっと強く握ればいいのかな」と迷いますよね。グリップが滑るときは、まず汗や水分、表面の傷み、握りの太さを分けて確認しましょう。最初から素材やラケットを全部変えると、何が合っていなかったのか分かりにくくなります。
この記事は、すでにグリップを巻いて使っている社会人プレーヤー向けの原因整理です。種類の全体像はグリップの選び方、交換作業は巻き直し方の記事で確認できます。画像は説明用に作成したもので、特定の商品や実際の使用結果を示していません。
滑るときは、汗・傷み・太さの順に確認する

「いつ滑り始めたか」を思い出すと確認しやすくなります。最初は問題なく、汗をかいた後だけずれるなら水分を先に確認。練習開始時から表面がつるつるしていたり、テープが動いたりするなら、巻いた状態も見直します。これは診断ではなく、試す順番を決めるための整理です。
- 途中から滑る:手と持ち手の水分、タオルの状態を見る。
- 乾いていても滑る:表面の摩耗、めくれ、巻きの緩みを見る。
- 巻き替えてから握りにくい:厚み、重ね幅、重ね巻きの枚数を確認する。
ラケットを安全に保持できないほどずれる場合は、無理に打ち続けないでください。いったんプレーを止め、安全な場所で確認します。
汗や水分が気になるときの対応
手と持ち手を別々に確認する
休憩や認められたタイミングで、手の汗を清潔なタオルで拭きます。持ち手にも水分が残っている場合は、使っているグリップの取扱説明に従って対応しましょう。濡れたタオルを使い続けず、予備も用意すると確認しやすくなります。汗を拭いてもテープがずれたり滑りが強く残ったりするなら、そのまま再開しないことが大切です。
練習後に湿ったまま閉じ込めない
濡れたウェアやタオルとラケットを一緒に詰め込まず、帰宅後に状態を確認します。乾かし方は製品の案内を優先し、ドライヤーの熱や強い直射日光で急いで乾かす方法は避けましょう。ラケット全体の扱いは手入れ・保管方法も参考になります。
表面の傷みや巻きの緩みを見分ける
握る場所を明るいところで見て、使い始めの状態と比べます。表面がすり減っていないか、端が浮いていないか、テープ自体が持ち手の上で回っていないかを確認してください。色が変わっただけで必ず交換とは限りませんが、保持しにくさがあるのに見た目だけで「まだ大丈夫」と判断しないようにします。
交換時期は「何日ごと」と一律には決められません。練習量や汗、製品によって変わるため、使う前の状態を確認する習慣が役立ちます。元グリップまで傷んでいる場合や、巻き直しても持ち手がぐらつく場合は、お店で確認してもらいましょう。
巻き替えた直後なら握りの太さも見直す
枚数を増やす前に、前の状態と比べる
滑るからと何枚も重ねると、握った感覚まで変わります。前回からテープの厚さ、重ね幅、下に残したテープの枚数を変えていないか確認しましょう。手の大きさだけで正解を決めず、力を抜いた状態から軽く握る動作や、フォア・バックの握り替えがしやすいかを、安全な素振りで確かめます。
強く握り続けることを対策にしない
ずれないように握り続ける前に、持ち手そのものの状態を整えます。太さに迷う場合は、今のラケットをお店に持参して「どの場面でずれるか」を伝えると、変更前後を比べやすくなります。痛みやしびれがある場合は、道具の調整だけで解決しようとせずプレーを中止してください。
素材を変えるなら一つの条件ずつ比較する
メーカーの製品案内では、しっとりした触感や吸水性など、異なる特徴が示されています。例えばヨネックス公式は、WATER FIT GRAP 2に乾いた触感と吸水性、AC133にウェット性と耐久性を挙げています。これは特徴の説明例で、この記事で使用比較した結果ではありません。「ウェット」という名称は、水で濡らして使う指示ではありません。
一度に素材・太さ・巻き方を全部変えず、まず近い厚さで触感を比べるなど、変更点を絞ります。タオルタイプも候補ですが、手入れや交換のしやすさまで含めて選びましょう。短時間の感触だけで結論を出さず、「練習前・途中・終わり」の状態をメモすると次回の選び直しに役立ちます。
交換が必要な場合は、下のアルペンのグリップテープ一覧で種類を比較できます。記事画像は実在する販売商品ではありません。厚み・素材・入数を確認し、価格・在庫・送料も販売ページで確かめましょう。新しく購入すれば必ず滑らなくなるという意味ではありません。
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グリップの滑りでよくある質問
新品でも滑ることはありますか?
新品というだけで合うとは限りません。保護フィルムがある製品は説明どおりに外したか、巻きが緩くないか、手と持ち手に水分がないかを確認します。それでも保持しにくければ、素材や厚さの相談をしましょう。
滑り止めの粉やスプレーを使えばよいですか?
グリップとの相性や使い方が異なります。どの製品にも使えるとは考えず、ラケット・グリップ・滑り止めそれぞれの説明と体育館の利用ルールを確認してください。床や他の人に付着する使い方は避け、傷んだテープを補う目的で無理に使い続けないようにします。
交換用は何本持てばよいですか?
必要数は練習量や交換頻度次第です。まず自分が使う種類の予備を用意し、練習中の急な傷みに対応できるようにします。大量に買う前に、今の厚さと触感が合っているかを確かめましょう。
まとめ|滑る場面を記録して、変更点を絞る
グリップが滑るときは、汗や水分、表面と巻きの状態、握りの太さの順に見直します。安全に保持できない状態では打ち続けず、状態を整えてから再開しましょう。次の練習は「いつ滑ったか」と「何を一つ変えたか」を記録するところからで十分です。
参考:上記ヨネックス公式製品案内(2026年10月30日確認)。素材比較の進め方と確認手順は本記事の提案です。特定商品の効果・耐用日数を保証するものではありません。

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