練習中に「プツッ」とガットが切れたら、張り替える銘柄を選ぶ前に、まずそのラケットでの練習を止めましょう。ガットだけが切れたのか、フレームにも異常がありそうかを分けて確認し、メーカーの案内に沿って早めに対応することが大切です。
この記事では、ガットが切れた直後の扱い、店へ持っていく前の確認、張り替えを頼むときに伝えることをまとめます。ガットの種類や太さを詳しく比べる記事とは分け、初めて張り替えを依頼する人が準備しやすい順序で説明します。自分で張る方法や、全機種に共通する切断手順の解説ではありません。
切れた直後|打ち続けず、ガットとフレームを分けて確認する
練習を止めて、予備のラケットへ替える
切れたガットで「あと数球だけ」と試し打ちを続けるのは避けます。予備がなければ、無理にそのまま練習を続けず、道具を使わない確認や見学へ切り替えましょう。ここでは練習中の対応を扱い、大会の進行や中断のルールを案内するものではありません。
ひび・変形・接触した跡があれば、先に店へ相談
ペアのラケットや床にぶつけた直後に切れた場合は、その状況も記録します。フレームにひびや変形があるように見えるときは、単なるガット切れとして作業を進めません。破損箇所に触れたり、曲げて確かめたりせず、購入した店へ状態と経緯を伝えてください。見た目だけで、塗装の傷か内部の損傷かを断定しないようにします。
参考:ヨネックス「安全・快適にご使用いただくためのご案内」は、異常がある状態での使用や破損箇所への接触を避けるよう案内しています。購入後の破損相談の窓口は、同社バドミントンFAQで確認できます。
残ったガットはどうする?|放置せず、メーカーの案内を確認
ガットが1か所切れた状態と、すべての張力が抜けた状態は同じではありません。ヨネックスは、ストリングが切れたら速やかにフレームから取り外すよう案内しています。ミズノも、偏った張力による負担を避けるため、中心から外側へ均等に切るよう説明しています。
自己流で片側だけを切り進めない
実際に扱うときは、自分のラケットの取扱説明とメーカーの案内を確認してください。刃物の扱いや切る順序に不安がある場合は、無理に始めず、早めに販売店へ連絡して対処を相談します。ガットを手で強く引っ張る、フレームへ刃を押し当てる、といった自己流の作業は避けましょう。
「何日までは放置して大丈夫」とは決めません。自分で作業できないときは、店へ行ける日だけでなく、来店までどう扱えばよいかも確認してください。この記事の写真は状態を伝えるためのイメージで、切断の順番や道具の使い方を示す実演ではありません。
フレーム破損の疑いがある場合は、同じ扱いにしない
フレームにも異常があり、破損の確認を依頼したい場合は、ガットだけの交換と分けて考えます。自分で切ったり部品を外したりする前に、購入店に確認時の状態や持参方法を尋ねてください。保証の可否はこの記事では判断できません。製品の保証書・購入履歴など、店から求められるものを用意しましょう。
ガット切れの対応:ミズノ公式「ストリングが切れた」、前掲のヨネックスの使用上の注意。相談時に必要なものの例は、ミズノ公式「ラケットの保証について」も確認できます。メーカー・製品ごとの案内を優先してください。
店へ持っていく前|連絡してから、ラケットを保護して運ぶ
張り替えを受け付ける店か、先に確かめる
近くのスポーツ用品店や専門店に、バドミントンラケットの張り替えに対応しているかを確認します。ほかの店で買ったラケットの受付、ガットの持ち込み、予約の要否も、依頼する店舗へ尋ねましょう。通販でガットを買えたことと、そのガットを店で張ってもらえることは別です。
問い合わせるときは、「バドミントンのガットが切れました。品番は○○です。フレームの状態も見てもらえますか」と伝えると、相談の目的を共有しやすくなります。購入した店と張り替えを頼む店が異なる場合、破損相談はどちらへ連絡するかも整理してください。
荷物で押さえつけず、高温になる場所を避ける
店から受けた案内に沿って扱い、持ち運ぶときはケースやバッグで保護します。フレームの上へ重い荷物を乗せたり、車内など高温になる場所へ置いたままにしたりしないようにしましょう。破損が疑われる場合は、通常の収納を自己判断で進める前に、店へ運び方を確認してください。
日常の保管についてはラケットの手入れ・保管方法、荷物の分け方はバドミントンバッグの選び方で確認できます。
張り替えで伝える4つのこと|分からない項目は、そのまま相談する

① ラケットの品番と、② 今のガット・張力
ラケット本体の品番、使っていたガット名、張った強さが分かればメモします。張力は張り上げ時の強さで、ポンドなどで伝えることがあります。前回の注文控えやラケットへ貼られた記録があれば参考にしてください。分からない数値を推測して伝える必要はありません。
前回と同じ感触を希望するのか、耐久性や飛ばしやすさについて相談したいのかも伝えます。最初からガットと張力を大きく変えるより、何に困っているかを話して相談しましょう。ラケットに示された推奨張力も確認し、値を高くすれば上達するとは考えないようにします。
③ 切れた状況と、④ 受取希望日
いつごろ張り、どんな練習中に、どのあたりから切れたかを、覚えている範囲で伝えます。接触や落下があった場合も隠さず説明してください。写真を残せる状況なら、作業前の全体と切れた場所を撮っておくと、相談時の補足になります。原因や保証の判断が写真だけでできるとは限りません。
次の練習や大会までに必要な日を伝え、実際に受け取れる日時を確認します。希望を伝えることと、仕上がりが約束されることは別です。予定に余裕を持ち、受付控えに記載された内容も確かめましょう。
ガット選び自体に迷う場合は、ガットの選び方|太さ・張る強さ・交換目安で比較の観点を整理してから相談できます。
張り替え用のガットを購入する場合は、先に依頼する店へ持ち込みの可否と対応する製品を確認しましょう。下のリンクはアルペン公式オンラインストアの入口です。ストア内でバドミントン用のガットを探せますが、張り替えサービスの予約リンクではありません。価格・在庫・送料などは販売ページで確認してください。
PR|購入前に、張り替え店へ持ち込みを確認
料金・納期・持ち込み|ガット代だけで比較しない
- 合計額:ガット代と張り替え工賃を合わせていくらか。
- 持ち込み:自分で買ったガットを受け付けるか、追加料金や必要な長さはどうか。
- 部品の確認:ガットを通す穴の保護部品「グロメット」の状態確認や交換が必要か、追加料金があるか。
- 受け取り:予約が必要か、預かり期間と受け取れる日時はいつか。
店舗や混雑状況で変わるため、全国一律の料金や「必ず即日」といった案内にはしません。例えば、アルペンは取り扱い商品や店舗サービスの確認を各店舗へ問い合わせるよう案内しています。利用する店へ連絡し、依頼内容に対する合計額と納期を確認してください。
店舗への確認先の例:アルペングループ「Q&A・お問い合わせ」。このリンクは店舗サービスの問い合わせ先を確認するためのもので、張り替えの予約や受付を代行するものではありません。
よくある質問
切れたところを結べば、もう少し使える?
切れた部分を結んで通常の張り上がりに戻ったとは考えず、その状態で練習を続けないようにします。自己流で一部分だけを直すのではなく、張り替えを扱う店へ相談してください。
ガットが切れたら、ラケットも買い替えないといけない?
ガット切れだけを理由に、ラケット本体も必ず買い替えるとは決めません。ただし、張り替えられる状態かどうかは、フレームや部品の状態も含めて店で確認してもらいましょう。写真や記事だけで「そのまま使える」と判断しないようにします。
ガットがすぐ切れるのは、張力が高いから?
張力だけで原因を決めつけません。使っていた製品、切れた位置、接触の有無などを伝え、グロメットを含めて確認してもらいます。単に数値を下げたり、太いガットへ替えたりすれば必ず解決するとは限りません。
前回のガット名や張力が分からなくても頼める?
分からないことを伝え、受付時に相談しましょう。「前のものは飛ばしにくかった」「練習は週1〜2回」など、自分で分かる条件を用意します。新しく張ったら、製品名・張力・依頼日を記録しておくと、次回の相談に使えます。
まとめ|状態を確認し、早めに店へ相談する
ガットが切れたら、①そのラケットでの練習を止める、②フレームの異常と分けて確認する、③メーカーの案内に沿って対処する、④依頼内容・合計額・受取日を店と確認する順で進めましょう。自分で扱うのが不安な場合や破損の疑いがある場合は、無理に作業をせず、早めに購入店や張り替え店へ連絡してください。
依頼する前に「ラケットの品番・今のガットと張力・切れた状況・受取希望日」をメモしておくと、相談で伝えたいことを整理できます。張り替え後は、次回のために今回の設定を残しておきましょう。
メーカーの案内・問い合わせ先は2026年10月26日確認。準備するメモと依頼時の確認順序は、本記事向けに整理したものです。画像はAIで作成したノーブランド用品のイメージで、切断手順や修理の実演写真ではありません。実際の扱いは製品の取扱説明書とメーカー・販売店の案内を優先してください。


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