バドミントンのダブルスで後衛に入ると、「どこまで下がればいいのか」「前衛との間が空きすぎていないか」と迷うことはありませんか。後衛は後ろから強く打つだけの役ではありません。前衛が触りやすい返球を作り、相手に高い打点を与えないように、前衛との距離を保ちながらラリーを組み立てる役です。
この記事では、バドミントン歴2〜3年で社会人サークルに通う人へ向けて、ダブルス後衛の基本位置、下がる判断、狙い方、練習方法を紹介します。前衛の記事と合わせて読むと、二人で前後に並ぶときの距離感が分かり、試合中に立ち位置で迷う時間を減らせます。
PR|次の練習に必要な道具を探すなら
PR|練習用品をまとめてチェック
PR|ヒマラヤで練習用品を探す
こんな迷いの整理
- 後ろに下がりすぎる不安
- 前衛との間が空く悩み
- 打った後に戻れない焦り
あなた:後衛はいつも後ろの線の近くに立つのですか。
バドミントン道具と上達ガイド:いいえ。後ろへ打つ準備はしつつ、前衛との距離や相手の打点に合わせて前後へ動きます。
後衛の立ち位置基本

攻めているときの後衛は、前衛の後ろでコートの奥側を担当します。ただし、最初から後ろの線へ張りつく必要はありません。自分が打ちやすく、前衛との間に大きな穴を作らない位置から始めることが大切です。後衛の位置は前衛との距離で決めると考えると、下がりすぎを防げます。
- 前衛の後ろの担当
- 後ろの線に張りつかない
- 打った後の戻り先
PR|上達に向けた道具選びに
PR|練習の準備を整えたい方へ
PR|次の練習に向けた道具選びに
打ちやすい位置の目安
後衛は、シャトルを自分の前で打てる位置を保ちます。後ろへ下がりすぎると、スマッシュやドロップを打った後に前衛との間が広がり、相手にその空間を使われやすくなります。反対に前すぎると、頭上を越える球に追いつけません。打った後に一歩で戻れる位置を、自分の基準にしてください。
前衛との距離感
前衛がネット前で相手の返球を待つとき、後衛は一人で後ろを守るのではなく、二人の間を相手に使わせない位置を取ります。前衛が打球側へ寄れば、後衛も同じ側へ少し寄ります。前衛が守備へ下がり始めたら、後衛も横に並べる位置へ動きます。前衛が動けば後衛も動くという意識を持つと、二人の距離が開きにくくなります。
打った後の戻り方
強く打った後にその場で見送ると、次の返球への準備が遅れます。スマッシュやドロップを打ったら、シャトルの行方だけでなく前衛と相手の打点を見て、次に打てる場所へ戻ります。決めようと大きく踏み込みすぎたときほど、打った後に止まらない準備が必要です。
後衛の最初の基準
後ろの線ではなく、前衛との間を空けずに自分の前で打てる場所を基準にしましょう。
後衛が下がる判断

後衛が下がるべきかどうかは、相手の打点と自分たちの返球で決まります。前へ打ったからといって、いつも攻めが続くとは限りません。自分たちが高く上げたときや、相手が余裕を持って打てるときは、前後の形にこだわらず守備へ移る準備が必要です。相手が高く打てるなら下がるを合図にしましょう。
- 高く上げた直後
- 相手が余裕のある打点
- 前衛が後ろへ動く場面
高く上げた直後
自分か前衛が高く上げたら、相手は上から強く打ちやすくなります。この場面で後衛だけが後ろに残り、前衛がネット前に残ると、二人の間と横幅を守りにくくなります。高く上げた直後は、前衛にも短い声をかけながら、二人で左右に並ぶ準備をしてください。
相手が高く打てる場面
相手が頭より高い打点から打ち下ろせるなら、次はスマッシュや速い球が来る可能性があります。後衛はさらに後ろへ逃げるより、前衛と横に並べる場所へ動きます。強く打たれる前に左右へ戻ると決めておくと、判断が遅れにくくなります。
前衛が後ろへ動く場面
前衛が頭上を抜かれて後ろへ下がったときは、元の後衛が前や中央へ入り、空いたネット前を補います。二人とも後ろへ下がると、ネット前が大きく空きます。下がった選手が後衛、前へ入った選手が前衛となり、役割を入れ替えて前後の形を保つことを優先しましょう。
後衛の狙い方

後衛の打球は、一発で決めるためだけのものではありません。相手が低い位置で返す球を作れれば、前衛がネット前で触りやすくなります。コースを端まで狙い続けるより、前衛が次の球を予測しやすい返球を作ることを意識しましょう。後衛の一球で前衛を助けると、二人の攻めが続きます。
- 相手の足元
- 二人の間
- 前衛が触れる返球
相手の足元への球
相手の足元へ沈む球は、下から持ち上げる返球になりやすく、前衛が次の球を狙う時間を作れます。力任せのスマッシュより、相手が楽に上から打てない高さを選ぶことが大切です。打点が低いときは無理に沈めず、低い返球を作る狙いを持って安全にラリーを続けてください。
二人の間への球
相手が左右に並んでいるときは、二人の間へ速く返すと、どちらが取るか迷わせられます。ただし、味方の前衛が動けないほど強く打つ必要はありません。二人を迷わせる中央への球を、前衛が次に触れる速さと高さで打つと攻めが続きます。
前衛が触れる返球
後衛は打つ前に、前衛がどこで待っているかを一度見ます。前衛の近くへ返球を集める必要はありませんが、相手が浮かせそうな場所を選べば、前衛は一歩で触れます。前衛の一歩目を想像して打つことが、後衛の役割を分かりやすくします。
狙いに迷ったとき
相手の足元へ沈めて、前衛が触れる甘い返球を待つ形から始めましょう。
後衛の位置練習

後衛の位置は、ノックだけで覚えるより、前衛と一緒に短いラリーを繰り返す方が身につきます。打球の強さよりも、打った後に二人の距離がどう変わったかを確認してください。最初はラリーを止めながらでも構いません。打った後の位置をそろえる練習を続けると、試合中の迷いが減ります。
- 打った後の一歩
- 前後から左右への移動
- 短い声かけ
打った後の一歩
後衛役が一本打ったら、必ず次の一歩を入れる練習をします。打ち終わった姿勢のまま見送らず、前衛と相手の打点を見て、少し前へ寄るか、左右の守備へ戻るかを選びます。シャトルを強く打つ練習より、打った後の一歩を止めないことを優先してください。
左右への切り替え
前衛か後衛が高く上げたら、二人で左右に並ぶ練習をします。後衛は一方の半面を担当し、前衛が下がってくる側と重ならない位置へ動きます。二人で横幅を分ける守備が同じタイミングでできたかを確認しましょう。
ペアとの短い合図
「上げた」「下がる」「前」といった短い言葉を、ペアで同じ意味に決めます。後衛は打球の直後に状況を見やすいため、声を出す役になれます。長い会話は必要ありません。打球直後の短い合図を一つずつ増やしてください。
前衛の基準位置も確認したい人は、ダブルス前衛の立ち位置を先に読むと、二人の距離感をイメージしやすくなります。
後衛の立ち位置FAQ

後衛の立ち位置は、相手の返球、前衛の位置、二人の得意な球によって変わります。ここでは社会人サークルで迷いやすい場面を、基本位置からどう動くかという考え方で整理します。後衛だけで答えを出さないことが、ダブルスでは大切です。
後衛は後ろの線に立つのか
いつも後ろの線に立つわけではありません。後ろへ来る球を自分の前で打てて、前衛との間が空きすぎない位置を選びます。相手の球が深くなると予想できるときに早めに下がり、後ろの線ではなく打点で位置を決めることを意識します。
後衛が前へ出る場面
前衛が頭上を抜かれて後ろへ下がったときや、相手が低い打点で返してきたときは、後衛が前へ寄る場面があります。前衛と後衛の名前にこだわらず、空いたネット前を後衛が補うように動きます。
スマッシュ後の戻り先
スマッシュを打った後は、相手の返球と前衛の位置を見て戻ります。相手が低い位置で苦しそうなら、前衛との距離を少し詰めます。相手が高く上げたなら後衛の攻撃を続け、相手が高い打点から強く返せそうなら左右の守備へ移ります。相手の打点で戻り先を決めることが大切です。
前衛との間が空くとき
後衛が下がりすぎているか、前衛がネットへ寄りすぎている可能性があります。どちらか一人だけを直すのでなく、相手が打てる高さを見て、二人で距離を整えるようにしてください。
後衛が苦手な人の考え方
強いスマッシュを打てなくても、相手の足元へ沈める球や、前衛が触りやすい返球を作る球は打てます。まずは一発で決めようとせず、ペアが次の球を打ちやすい形を作ることを目標にしましょう。
まとめ

バドミントンのダブルス後衛は、後ろから打ち続ける役ではありません。前衛との間を空けず、相手が高く打てるときは二人で左右へ戻り、相手が苦しいときは前衛が触れる返球を作ります。打った後に二人の位置を整えることが、後衛の大切な仕事です。
次の練習での確認
- 打った後の一歩
- 前衛との距離
- 上げた後の左右移動
次の練習では、この三つから一つだけをペアと決めて試してください。終わった後に「前衛との間が空いた場面」を一つ振り返ると、次に直す動きが見つかります。
PR|次の練習の準備はこちら
PR|必要な道具を探すなら
PR|練習の準備をヒマラヤで確認

